サーバーのデータ転送量とは?無制限の落とし穴
レンタルサーバーの機能を見ていると、「転送量」という言葉を見かけることがあると思います。
ですが「この転送量って何?」という方もいるのではないでしょうか。
転送量とはサーバーから送受信したデータの合計サイズです。
サイトにアクセス(リクエスト)があると、HTMLファイルや画像・動画ファイルなどwebページのデータを閲覧者のブラウザに送ることになります。
この時に送るデータの合計サイズが転送量ということになります。
転送量の制限を超えると?
転送量に制限が設けられたレンタルサーバーを使用した場合、設定された転送量を超えてしまうとサイトが表示出来なくなってしまうことがあります。
例えば、サイトの人気が出て多くのアクセスを見込めるようになったとしても、アクセスが増えたことによって転送量が上限値を超えてしまい、サイトが表示されなくなってしまうことがあり得るということです。
サーバー会社によっては、追加料金を請求されたり、上位の高額なプランへの変更を強制させられることもあるようです。最悪の場合、他社サーバーへの移動を勧められることもあります。
そのため、転送量に余裕の無いサーバーでサイトを運営していると、手間もコストもかかってしまいます。
転送量無制限の落とし穴
転送量が無制限と記載されているレンタルサーバーであれば、無制限に利用できると思われがちですが、実はそうではありません。
真相は、無制限で利用できるというわけではなく、明確な基準を設けていないだけで、追加料金などを払う必要性は無いということになります。
そのため、他の利用者に影響を及ぼすほどの負担の大きい転送量の場合、上位プランへの意向を勧められたり、サーバー会社から警告を受けることもあります。
まとめると、転送量が無制限だからといって、上限を気にせず利用することができるわけではないということです。
詳細はサーバー会社などに問い合わせるなどするといいでしょう。
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