ClamAVとは
ClamAV(クラムエーブイ)とは、Clam AntiVirus(クラム・アンチウイルス)の略称であり、LinuxやFreeBSD、Mac OS Xなど各種UNIX系のシステムで動作する、オープンソースのアンチウイルスソフトのことを言います。
Tomasz Kojm等のボランティアにより、定期的に開発・メンテナンスされています。
やはり商用のウイルスソフトと比較すると、どうしても性能で見劣りしてしまうものの、無償で利用することができるということで、多くの方が使用しています。
ClamAVは使うべき?
サーバー上にウイルス対策ソフトをインストールしていない場合
もし現在、サーバー上にウイルス対策ソフトをインストールしていないのであれば、今すぐ使うべきです。
一昔前であれば、サーバー上にウイルス対策ソフトをインストールしなくても問題はなかったかもしれませんが、Webサーバーの改ざんが増加している現在においては、ウイルス対策ソフトは必須であると言えるでしょう。
とは言え、商用のものを利用するとなると、それなりにお値段がしてしまいますので、まずは無償で使用できるClamAVを使うといいでしょう。
商用のウイルスソフトと比較すると、どうしても性能で見劣りしてしまいますが、予想以上にウイルスを検出してくれるので、必要最低限のウイルス対策はできます。
使わないよりかは、使った方が絶対に良いです。
すでにサーバー上に別のウイルス対策ソフトをインストールしている場合
では、すでにサーバー上に別のウイルス対策ソフトをインストールしている場合はどうでしょうか。
「すでに商用のウイルス対策ソフトをインストールしてるんだから必要ない」と思われる方も多いでしょうが、商用のウイルスソフトとClamAVで二重にチェックさせるのは非常に効果的だと思います。
最近では数多くのウイルスが出現してきているので、1社のセキュリティベンダーだけでは、なかなか全てのウイルスを駆除するのは難しい状態となっています。
ClamAVは無償でありながら、新種のウイルスへの対応は早い方ですので、使っておいて損は無いです。
二重三重に防御をすることで、インターネットの脅威から身を守ることは大切です。
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