マルチドメインとは？サブドメインとの違いは？

マルチドメインとは、1つのサーバーアカウント（領域）に対し、複数個のドメインを追加することのできる機能になります。つまり1つのサーバー契約だけで複数サイトを運用することが出来ます。

マルチドメインのメリット

マルチドメインの主なメリットは下記に挙げられます。

・1つのサーバーアカウントで複数のドメイン（サイト）を運営することが可能なので、コストを安く済ませることが出来る。
・複数のサイトを1つの管理画面からすべて設定できるので便利。
・レンタルサーバーのID・パスワード管理が楽。
・ドメインごとにサーバー移転も簡単にできる。
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マルチドメインは上に挙げたように多くのメリットがありますが、一つ大きなデメリットも存在しています。

それは、一つのサーバーで複数のサイトを運用している為、仮にそのサーバーがダウンしてしまった場合、すべてのサイトが表示されなくなってしまいます。

あくまでもこれは最悪の事態であり、サーバーダウンまでいかなくても、サーバーが不安定になると、すべてのサイトのレスポンスが悪くなり、表示されにくくなってしまうというデメリットがあります。

収益のあるサイトを一つのサーバーだけで運営していると、サーバーに不具合が生じている間、収益が激減してしまう危険性があるため、いくつかサーバーを分けて契約するなどリスク分散をした方が良いでしょう。

サブドメインは独自ドメイン名の前に文字列を追加して、疑似的な別のドメインを作る方法のことを言います。

例えば、「Yahoo!」を例に出して説明すると

Yahoo!のトップページのURLは

「http://www.yahoo.co.jp/」なので、ドメインは『yahoo.co.jp』となります。

そしてYahoo!スポーツのURLは「http://sports.yahoo.co.jp/」なので、ドメインは『sports.yahoo.co.jp』となり、サブドメインになっています。

こうしたYahoo!のように、関連サービスを同時に運営したい場合など、サイト同士のテーマが全く異なるわけでもなければ、反対に高い共通性を持っているわけでもないといった場合に適しています。

マルチドメインとサブドメインの違いをまとめると、

マルチドメインは、一つのレンタルサーバーに複数のドメインを割り当て、複数サイトを運用することができる機能であり。

サブドメインは、一つのドメインに任意の文字列を付け加え、疑似的に別のドメインにすることです。

Yahoo!のように知名度もある巨大なポータルサイトであったり、ものすごく強いドメインを保有しているというのであれば、サブドメインでのサービス展開に意味が生まれますが、そうでない場合はマルチドメインで運用した方がいいでしょう。

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